アイナメ (鮎魚女・鮎並・愛魚女) カサゴ目カジカ亜目アイナメ科
令和7年5月9日(金)豊根村にて第4回北設楽郡・大入川あまご稚魚放流/地域清掃を実施する予定です!
アイナメ (鮎魚女・鮎並・愛魚女) カサゴ目カジカ亜目アイナメ科
アイナメは岩場などの物陰に生息している根魚で、釣期は地域によって異なるが、10~1月。11~12月が最盛期になります。
特徴 :秋から冬にかけてが産卵期で、オスの体色は黄色の婚姻色に変わり、卵を守る。体形はホッケに似ている。普段は岩礁やゴロタの隙間に隠れていて、上から落ちてくるエサに強い興味を示す。この習性を利用したのが、ユラユラとオモリとエサを落として誘う「ブラクリ釣り」という釣法 、またルアーで狙うのも人気。アオイソメやイワイソメを使ったブッコミ釣りでも狙えるます。
食べ方 :秋から冬が旬。白身で脂肪分が多く、薄造りが美味。塩焼き、煮付けや潮汁、空揚げなど、いろいろな料理に合う 。
大きさ:成魚は30~40㎝ほどで最大60㎝ほどになる。
主な産地:南知多町、西尾市、蒲郡市、田原市など
(放流の様子は過去イベントギャラリーにてご確認下さい。)
アオリイカ (障泥烏賊) ツツイカ目ヤリイカ亜目ヤリイカ科
水深数m~50m前後の岩礁域や、海藻の生えている場所 で生息で釣期は大型は春から初夏、小型は夏から秋にかけてがシーズンになります。
特徴:通常は比較的深い場所にいるが、春から夏にかけては産卵のために浅場に上がってくる。エサは弱った小魚などで、足で捕まえて頭からかじるように捕食する。日本の沿岸に棲むイカのなかでは大型で、幅の広い胴と半円形のヒレを持つ。生きている間の体色は半透明で、釣り上げて死ぬと白濁したようになる。非常に目がよく、好奇心が強い反面、警戒されると釣りづらい。
食べ方:イカの中でもとくに美味。刺身や一夜干しがオススメ!
大きさ:胴の長さが最大で40~50cmほど。2kgを超えると大ものとなる 。
主な産地:南知多町、田原市、常滑市など
アマゴ (天魚・雨子・雨魚) サケ目サケ科サケ属
標高の高い山上湖やダム湖、河川の上流域。イワナのいない地域では源流域にも生息する 。海に下るアマゴはサツキマスと呼ばれ、渓流釣りが人気!釣期は釣り場の遊漁規則にのっとり、3~9月が一般的 である。
特徴:ヤマメに非常に似た魚だが、ヤマメにはない朱色の斑点があるのが特徴。関東より東(北)がヤマメ、中部より西(南)がアマゴというのが大まかなすみわけ。生態・食性もヤマメに近く、肉食で水生昆虫を主に捕食する。大型のものは銀毛化するが、一部朱点が残るものもいる。降海型アマゴはサツキマスと呼ばれ、より大型化する。
食べ方:塩焼きが定番。天ぷら、甘露煮、ムニエルなども美味。天然ものは寄生虫のリスクから生食には向かない。
大きさ:陸封型のものは平均20~30㎝。サツキマスは最大50cmほど 。
主な産地:木曽川水系、矢作川水系、豊川水系、天竜川水系など
(放流の様子は過去イベントギャラリーにてご確認下さい。)
アユ (鮎・香魚・年魚・銀口魚) アユ科アユ属
低温で流れの早い水質を好むため日本の河川に適応した魚で、釣期は6~9月(河川ごとに禁漁期が設定されている)。
特徴:石についたコケをエサにする。石などにナワバリを作り、ほかの魚やアユが近づくと体当たりで追い払う習性がある。そのためオトリアユを用いた友釣りが盛ん。また近年はアユを模したルアーによる釣りも流行している。そのほか毛バリを使うドブ釣りやエサ釣り、コロガシ釣りなどがある 。
食べ方:塩焼きがもっとも有名。また天ぷらも美味しい。そのほか生のまま輪切りにした「せごし」や干物、内臓を塩辛にした「うるか」でも食べられる。
大きさ:約10~30cm
主な産地:木曽川水系、矢作川水系、豊川水系など
(放流の様子は過去イベントギャラリーにてご確認下さい。)
イワナ (岩魚、嘉魚、𩸶、鮇 ) サケ目サケ科サケ亜科イワナ属
標高の高い山上湖やダム湖。河川の場合はヤマメやアマゴよりもさらに上流部の源流域に生息し、冷水を好む 。釣期は各河川の解禁期間に合わせ、3~9月のところが多い 。
特徴:地域によって見た目に差がみられるが、主に灰色の背中に白い斑点、そして腹部がややオレンジがかっているのが特徴。肉食かつ悪食で、水生昆虫や小魚はもちろん、大型の個体はヘビやネズミ、カエルなども捕食する。産卵期は秋で、浅場や湖に流れ込む河川を遡上し砂砂利に卵を産む。のべ竿でカワムシやミミズなどを使ったエサ釣りのほか、ルアー釣りやフライフィッシング、テンカラ釣りなどでも狙える。
食べ方:塩焼き、から揚げなどが一般的で釣りたては刺身でも美味。
大きさ:20~60cm(30cmを超えると大もの)
主な産地:木曽川水系、矢作川水系、豊川水系、天竜川水系など
うなぎ (鰻・泉海魚) ウナギ目ウナギ科ウナギ属
湖沼や河川の中~下流域や河口など広く生息 。釣りやすいのは春から秋にかけてで、最盛期は産卵で川を遡上する梅雨の前後 。
特徴:淡水で釣れる魚としては食用として非常に人気の高いウナギ。細長くぬめりのある身体で、水底の障害物の隙間に入り込み生活。夜になると穴から出てエサを探す。甲殻類やカエルなどの両生類、小魚などを捕食する。環境省レッドリストでは絶滅危惧ⅠB類に指定されている。海に下って産卵とふ化を行なう魚で、仔魚はシラスウナギと呼ばれ、河川を遡りながらエサを食べて成熟する。
リールザオのブッコミ釣りがメイン。夜釣りが中心で、ドバミミズやエビなどをエサにする。また、川に入ってウナギが潜む穴に直接ハリについたエサを送り込む穴釣りも楽しい 。
食べ方:蒲焼きや白焼きが一般的。きれいな水で数日ほど泥を吐かせてから調理すると臭みがない
大きさ:50㎝~1m
主な産地:西尾市、豊橋市、高浜市、東浦町、田原市など
エソ (狗母魚・鱛) ヒメ目・エソ科
成魚の全長は10cmほどのものから70cmに達するものまで種類によって異なる。吻が短く、頭の前方に大きな目がつく。目の後ろまで大きく開く口には小さな歯が並び、獲物を逃がさない。体は細長く、断面は丸く、円筒形の体型をしている。鱗は大きく硬い。鰭は体に対して比較的小さい。背鰭と尾鰭の間に小さく丸い脂鰭(あぶらびれ)を持ち、これはサケ、アユ、ハダカイワシ等と同じ特徴である。 全世界の熱帯、亜熱帯海域に広く分布する。全種が海産だが、河口などの汽水域に入ってくることもある。多くは水深200mまでの浅い海に生息する。
大きさ:全長約10㎝(一般に釣れるサイズ)
主な産地:南知多町市、田原市、西尾市など
オイカワ (追河) コイ目コイ科ダニオ亜科オイカワ属
河川の中~下流域と湖沼。水質汚染や環境変化に強く都市部にも多い 。釣期はほぼ周年 。
特徴:繁殖期に現われる青緑とピンクの鮮やかな婚姻色が有名。5~8月に流れの緩い浅場の砂礫底で産卵する。水生昆虫や藻類などを好む雑食性。成魚は川のなかでも流れの速い場所を好む傾向がある。練りエサを用いたエサ釣りや、毛バリでねらう。カワムシをエサにしてサオを前後に動かしながら誘う「ピストン釣り」が有名。
食べ方:甘露煮、塩焼き、天ぷらなど。水質のいい場所で釣ったオイカワを食べることが多い。
大きさ:成魚で15cmほど
主な産地:木曽川水系、矢作川水系、豊川水系、天竜川水系など
カサゴ (鮋・笠子・瘡魚) カサゴ目フカカサゴ科メバル亜科カサゴ属
岩場を好むため岩の近くや消波ブロックの隙間にいることが多い。生息水深は幅広く、数10cmから200m前後まで 。
特徴:夜行性で昼間は岩の隙間に隠れていることが多い。エビや小魚などを好む肉食魚。体色は暗褐色や赤褐色が混じったまだら模様で、生息場所により微妙に変わる。卵を胎内でふ化させる卵胎生としても知られる。
釣り方は岸からも船からもねらえる。ドウヅキ仕掛けやブラクリ仕掛けで岩場をねらうといい。魚の切り身やエビなど多彩なエサでねらえるほか、ルアーも積極的に襲ってくる。
食べ方:煮付けや鍋の具材、ブイヤベース、小型は丸ごと空揚げなど。釣りたては刺身も美味。
大きさ:30cmを超えるとかなりの大型といえる 。
主な産地:三河湾全域
(放流の様子は過去イベントギャラリーにてご確認下さい。)
キジハタ (雉羽太) スズキ目スズキ亜目ハタ科マハタ属
とくに日本海側に多く見られる。水深の浅い沿岸の岩礁域に砂底の混じった場所を好む 。
特徴:近年は、地域によっては積極的な放流事業で個体数が増えている。夜行性で、日中は岩陰や洞窟に身を隠している。小型のうちはおもに甲殻類を捕食し、大きくなるに従って魚食性が強まる。成長の速度が遅く、40cm前後になるには10年近くかかるとされる。暗褐色の上にオレンジ色の斑紋が広がり、ヒレも黄みを帯びている。産まれた時にメスだった個体が、大きく成長してからオスに転換する「雌性先熟」という性質を持つ。縄張り意識が強いのも徳徴。夜釣りが基本で、堤防などの足元やゴロタ石の隙間にエビやイソメ類を落とし込む探り釣りが一般的。マダイの投げ釣りで外道として釣れることも。近年はルアーフィッシングの対象魚としても人気が高まっている 。
食べ方:ハタ科のなかでも高級とされ、ほんのりと赤みがかった白身は非常に美味。刺身や潮汁、煮付けにムニエルなど、なんでも美味!
大きさ:成魚は30㎝ほどで、最大サイズは60㎝
主な産地:南知多町、西尾市、蒲郡市など
(放流の様子は過去イベントギャラリーにてご確認下さい。)
クロダイ(黒鯛・烏頬魚 ) スズキ目スズキ亜目タイ科ヘダイ亜科クロダイ属
水深50m以浅の沿岸域に生息し、とくに岩や消波ブロック、堤防の近くを好む。汽水域で生活する個体も多いため河川下流で釣れることも多い 。
特徴:食性が非常に幅広く、貝類や甲殻類、ゴカイの仲間を好むほか、海藻や小魚も捕食することがあるため、エサ釣りだけでなくルアーでもねらうことができる。時にはコーンやスイカでねらうことも! 産卵期は4~5月(関東の場合)。5日ほどでふ化した稚魚は秋には手のひらサイズに育つ。冬は水深5~10mに落ち、春には15cmほどになって浅場に入ってくる個体が多い。性転換する魚としても知られ、性別のはっきりしない時期や両性魚の時期を経て、成長すると一部を除いてメスになる。船から釣れることもあるが、岸からねらうことがほとんど。浮き釣りや落とし込み釣り、ダンゴ釣り、投げ釣り、ルアー釣りなど、多彩な釣りが楽しめる 。
食べ方:刺身や塩焼き、煮付け、ムニエルやアクアパッツァなど。
大きさ:最大で70cmほど。20~50cmがおもな釣りのターゲット
主な産地:南知多町、西尾市、蒲郡市など
クルマエビ (車海老、車蝦、斑節蝦 ) 愛知県の魚 十脚目クルマエビ科
愛知県の魚はクルマエビ⁉魚か~?
平成2年、愛知県の魚としてクルマエビが制定されました。
愛知県南知多町で「第11回全国豊かな海づくり大会」が開催されたことを記念し、県の魚に選定されました。
クルマエビは頭部から腹部にかけて縞模様のあるエビで、愛知県では稚エビの放流を積極的に推進するなど、漁獲量も全国的に上位となっています。
あと、名古屋と言えばエビフラ~イ!それで(愛知の魚)決まったのか?・・・確かにクルマエビのエビフライは美味しいです。結局、どんな料理の仕方でもクルマエビは美味しいです。
大きさ:体長約20㎝
主な産地:西尾市、蒲郡市、南知多町など
絹姫サーモン ホウライマス+アマゴ
愛知県の養殖鱒ブランド「絹姫サーモン」
愛知県淡水養殖漁業協同組合と愛知県水産試験場との共同研究により、見た目も美しく、美味しい魚が12年の歳月をかけて商品化されました。お母さんは「ホウライマス」お父さんは「アマゴ」という異質の組み合わせで染色体が一組多い”三倍体”となります。遺伝子組み換えではなく染色体操作レベルですので食品としての安全性に問題ない物です。成熟しないので年間を通して肉質が安定していて川魚特有の臭みが無く、上品でありながらほどよく脂がのり、プリッとした食感が特徴で海のサーモンと違い寄生虫を持たず安心して生食ができます。愛知県淡水養殖漁業協同組合は寒狭川の最上流に位置し、家庭排水などの汚水には一切無縁の自然環境の中で、近代的設備と管理養殖の専門家たちの手で絹姫サーモンを初めニジマス、アマゴ、イワナなどを養殖し河川への放流や管理釣り場への供給をしています。
大きさ:全長約60㎝
主な産地:寒狭川上流など
シロギス (鱚・鼠頭魚) スズキ目スズキ亜目キス科キス属
水深の比較的浅い内湾や沿岸部の砂地だが、近くに岩礁帯などの変化がある場所を好む 。
特徴:透き通った見た目は美しく、食味もよいうえに岸から手軽に狙えるため、海釣りのターゲットとしては非常に人気が高い。主に砂浜の海底に付近を泳ぎながらゴカイやイソメ、甲殻類といったエサを捕食している。群れる傾向があるため、居場所を見つけると連続で釣れやすいのも特徴。産卵期は梅雨で、とくにこのタイミングで浅場に差してくる。冬はもう少し深場へと移動する。砂浜からの投げ釣りや、内湾での沖釣りでも釣れる。海底が砂地なら、春~秋の産卵に絡むタイミングなら堤防からのチョイ投げでもねらえる。エサはジャリメやアオイソメなどが定番 。
食べ方:天ぷらが定番。新鮮なものなら刺身でも美味しい。一夜干しもおすすめ‼
大きさ:成魚は20cm前後が主。最大で約35cmほど
主な産地:南知多町、西尾市、蒲郡市、田原市など
スズキ (鱸・シーバス) スズキ目スズキ亜目スズキ科スズキ属
出世魚。30cmまでをセイゴ、60cmまでをフッコ、それより大きいサイズをスズキと呼ぶ。ルアー釣りではシーバスと呼ばれることが多い 。
特徴:小魚や甲殻類、ゴカイなどを好む肉食魚。とくに大型は魚を食べる傾向が強い。春から秋は内湾などの沿岸部で暮らし、水温河口と共に湾口などの深場に落ちる。産卵期は12~2月。生まれたばかりの稚魚は沖で成長し、やがて沿岸による傾向がある。ルアー釣りがとくに人気。電気ウキによる夜釣りではゴカイやエビをエサにしてねらうことが多い 。
食べ方:洗い、塩焼き、ムニエル、フライなど。
大きさ:最大で1mを超える !
主な産地:南知多町、西尾市、蒲郡市、田原市、常滑市、碧南市など
タケノコメバル (筍目張) スズキ目カサゴ亜目メバル科
食性は魚類、甲殻類、多毛類を食べる肉食性の魚である。防波堤周りやテトラなどにもよくつき、餌釣りのほかルアーでも人気のターゲットになっている。初夏から秋にかけてが多く釣れる時期。
体は黄褐色から茶褐色であることが多い。吻から眼を通り鰓蓋まで至る暗色線がある。胸部に暗色斑があることが多いが模様には変異があることも多い。側線有孔鱗数は39-49と多い、涙骨に顕著な棘がない、眼隔域はくぼまないことなどでムラソイやクロソイなどと区別できる。大きいものでは35cmを超える。
タケノコの皮の模様に似てることと、 春先のタケノコが芽を出す時期に旬を迎えることから「タケノコメバル」という名前がついたと言われている。
大きさ:全長約35㎝
主な産地:南知多町、西尾市、蒲郡市、田原市など
チョウザメ (蝶鮫・鱘魚 ・ロイヤルフィッシュ) 硬骨魚綱チョウザメ目チョウザメ科
チョウザメは、海に生息するサメとは違う種類の淡水の古代魚です。サメに似た特徴がたくさんあり、見た目も似ていることからチョウザメと名前が付きました。
日本には天然のチョウザメは生息していませんので、河川等への放流は禁止されてます。
特徴:古代魚のようなルックスが魅力。海底で暮らす淡水魚で、実はサメの仲間ではない。背中や体側に見られる骨のような大きい鱗が特徴。肉食性でゴカイの仲間や甲殻類を捕食する。産卵期は1~3月。オスが砂泥底にY字型の巣穴を堀り、メスを招いて産卵し、オスがふ化するまで卵を守る。夏は浅場で暮らし、冬は深い場所へ向かう傾向がある。
食べ方:卵(キャビア)以外にも、身は刺身、天ぷら、煮つけ、燻製などで美味。
アマゴを放流している愛知県豊根村ではチョウザメ養殖に取り組んでいます。また、愛知県豊根村ではチョウザメの料理を出してくれる飲食店もあります。(要予約の必要な店舗あり。)
大きさ:50㎝~3.5m
主な産地:豊根村(養殖)・・・ユーラシア・北米大陸の河川や湖沼
ニジマス (虹鱒) サケ目サケ科サケ亜科タイヘイヨウサケ属
太平洋東岸とカムチャツカ半島がルーツの外来魚。日本では野生種としてニジマスが繁殖・定着した地域もあるが、全国のニジマスの大半が放流魚 。
特徴:回遊性の高い肉食魚。1877年に日本に移入した。冷水を好むが比較的高水温にも強く、また食味よいことから日本では積極的に養殖され、河川や管理釣り場の手軽なターゲットとして親しまれている。身体には朱色の帯、そして薄く緑がかった体表と黒点がみられる色鮮やかな見た目であることが名前の由来。幼魚のころにはヤマメのようなパーマークも見られる。肉食性なので、ルアーから生き餌まで幅広い釣りでねらえる。岸近くではなく沖を回遊する傾向があるため、湖沼ではエサ・ルアー問わず投げ釣りか、ボートからの釣りがメインになる。ヒットした際に見せる激しいジャンプや抵抗も魅力 。
食べ方:塩焼きやムニエル、フライが定番。寄生虫がいないといわれていて、刺身でも食べられる。
大きさ:最大で80㎝ほどになるが、平均的には30~40cm前後
主な産地:豊田市、設楽町など
ヒラメ (鮃) カレイ目カレイ亜目ヒラメ科ヒラメ属
水深20~200mの砂泥底に生息。
特徴:カレイとそっくりな見た目だが歯が鋭く口が大きいのが特徴。これは小魚を丸呑みにするためのものである。海底の砂に潜って身体を同化させ顔だけ出している姿が有名だが、泳ぐときは身体をくねらせかなりのスピードが出る。冬は深場に多く、春から初夏の繁殖期は浅場に多い。カタクチイワシをエサにした泳がせ釣り(船)やルアー釣りでねらうことが多い。底付近でねらうのが主流だが、水面近くまでルアーを追ってくることも!
食べ方:刺身、ムニエル、塩焼き(放流の様子は過去イベントギャラリーにてご確認下さい。)
大きさ:最大で80cm~1m
主な産地:南知多町、西尾市、蒲郡市、豊橋市、田原市など
ヘラブナ (箆鮒) コイ目コイ科コイ亜科フナ属
原産は琵琶湖だが、現在は放流によって各地の湖沼・河川に生息し流れのないよどみを好む 。
特徴:盛り上がった背中が特徴。ゲンゴロウブナを品種改良したもので、一般的にはヘラブナと呼ばれる。植物性のプランクトンをエサとする。釣りの対象魚として人気が高く、ヘラブナ専門の管理釣り場も多い。産卵期は春。浅場の水生植物に卵を産み付ける。この際水面で激しい音を立てることがあり、これを「ハタキ」などと呼ぶ。専用のヘラザオと細長いヘラウキを用いた繊細なウキ釣りが主流。エサは市販の練りエサを使用する 。
食べ方:食用にされることはあまりないが、洗いやみそ汁、から揚げ、時には鮒ずしの原料になることも(鮒ずしはニゴロブナが使われることが多い)
大きさ:20~30cmが多いが、大きいものは50㎝前後になる
主な産地:愛知県全域の管理された池沼・湖・河川でも下流域の淀み
ホウライマス 突然変異:(無斑)
マアジ (真鯵・真鰺) スズキ目スズキ亜目アジ科マアジ属
岸近くの岩場や堤防回りに居着く個体と、沖を回遊するタイプがいる 。
特徴:食べて美味しく釣って楽しい国民的人気魚。尾ビレの前に「ぜんご/ぜいご」と呼ばれるトゲのようなウロコが並ぶ。おもなエサは動物プランクトンや甲殻類、多毛類など。幼魚は流れ藻に付くなどして成長し、2~3年で成魚となる。ルアー釣りやサビキ釣り、ウキ釣り、船からの釣りなど幅広い釣り方でねらうことができる。群れがいる場所で釣りをすることがよく釣るための最大のコツだ 。
食べ方:刺身や塩焼き、干物、なめろう、たたき、フライ
大きさ:30cm前後が多いが、50cmを超える個体も。
主な産地:南知多町、西尾市、碧南市、蒲郡市、田原市など
マハゼ (真鯊・真沙魚) スズキ目ハゼ亜目ハゼ科マハゼ属
内湾や汽水域の砂泥底。淡水域でも見られる 。
特徴:海底で暮らす。肉食性でゴカイの仲間や甲殻類を捕食する。産卵期は1~3月。オスが砂泥底にY字型の巣穴を堀り、メスを招いて産卵し、オスがふ化するまで卵を守る。稚魚のおもなエサはプランクトン。夏は浅場で暮らし、冬は深い場所へ向かう傾向がある。そして春には浅場で産卵し寿命を迎える。船からも岸からもねらう。ウキ釣りやミャク釣りがメイン。クランクベイトなどのルアーでも釣れる 。
食べ方:天ぷら、佃煮、甘露煮、刺身(大型)
大きさ:最大で25cm。15cm前後の個体が多い
主な産地:三河湾全域
マゴチ (真鯒) スズキ目カサゴ亜目コチ科コチ属
生息場所は水深30mより浅い砂泥底 。
特徴:ヒラメと同じく普段は海の底に身を潜め、エサ(小魚や甲殻類、小さなタコやイカ)が通りすぎると一気に襲う。体型は左右に平たく、頭部と口が大きいかなり特徴的なルックスだ。 産卵期の5~7月は浅場に上がってくるが、冬はやや深場に移動する傾向がある。干潟や河口などの汽水域にも多い。船からはエビやハゼをエサにして底をねらう。岸からは生きたハゼをエサにした投げ釣りやルアー釣りが人気 。
食べ方:刺身、塩焼き、 空揚げなど。
大きさ:最大で70cm。よく釣れるのは40cm前後
主な産地:田原市、南知多町、蒲郡市、西尾市、常滑市など
マダコ (真蛸) 八腕目マダコ科マダコ亜科マダコ属
主に海底が砂礫や岩礁の沿岸に生息 。
特徴:夜行性で、日中は岩の下などに作った巣穴に隠れている。夜になると巣から這い出てエサを探す。春から初夏に交尾を行ない、岩陰に楕円形の卵を産む。メスは卵のそばに寄り添ってふ化するまで世話をし、子ダコが生まれると寿命を終える。8本の腕を持ち、体色を周囲の色に合わせてカモフラージュすることができる。なわばり意識の強い生き物で、外敵に襲われるとスミを吐いて相手の目をくらますことでも知られる。堤防などでは、岸際にタコテンヤ(オモリにハリが付いたタコ釣りの道具)を落とし込んで探る。沖釣りではやはりタコテンヤにイシガニなどをセットし、手でイトを操作してねらう 。
食べ方:塩をまぶしてよく揉み、大きな鍋で丸茹でにする。茹でたてがいちばん美味しい。ほかには天ぷらや焼き、刺身など。
大きさ:最大で60㎝前後、3㎏以上になる :
主な産地:南知多町、蒲郡市、西尾市、常滑市など
メバル (鮴・目張・眼張・眼張魚 ) スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属
浅場の岩礁域や海藻の茂る場所を好む。アカメバルはガラモ場やアマモ場に多く、クロメバルはより外洋に面した場所に多く、シロメバルはより内湾に多い 。釣期は通年ねらえるが、晩秋から春にかけてがハイシーズン !
特徴:産卵期は冬。稚魚は海藻などに集まって成長する。成長スピードは遅めで、5歳でも20cm程度である。夜行性で、名前のとおり目が大きく、視力がよい。肉食性で、多毛類や甲殻類のほか、小魚なども捕食する。従来は1種と考えられていたものが近年になって分類された。背面が黒く(青味がかることもある)、胸ビレも黒いクロメバル、全体的に赤みを帯びたアカメバル、やや色の薄いシロメバルの3種。岸からは、電気ウキにエビやイソメのエサでねらう夜釣りのほか、ルアー釣りが大人気。沖釣りではドウヅキ仕掛けでエビやイワシをエサにして釣る 。
食べ方:定番は煮付け。型のいいものは刺身にも。塩焼きや干物のほか、小型は空揚げにするといい。
大きさ:釣れるものは20cm前後が多く、最大で35cmを超えるものもいる 。
主な産地:南知多町、西尾市、蒲郡市、田原市など
(放流の様子は過去イベントギャラリーにてご確認下さい。)
ヤマメ(山女魚・山女 ) サケ目サケ科
釣期は釣り場の遊漁規則にのっとり、3~9月が一般的である。
特徴:身体の側面に見られる美しいパーマークが特徴で、その見た目から「渓流の女王」と称される人気の魚種。パーマークは大型になるにつれ薄れ、とくにダム湖や河川の下流域に下って大型化するものは銀毛化する。降海型の同種がサクラマスにあたり、こちらはより大型化する。産卵期は秋。食性は水生昆虫などを食べる肉食性 カワムシやミミズを用いたノベザオのウキ釣りやミャク釣りをはじめ、テンカラ、ルアー、フライフィッシングでもねらう 。
食べ方:塩焼きや天ぷら、甘露煮、ムニエルなど。天然ものは寄生虫のリスクから生食には向かない。
大きさ:陸封型のものは平均20~30㎝。最大で40cmほど
主な産地:木曽川水系、矢作川水系、豊川水系、天竜川水系など
ボラ (鰡・鯔) ボラ目・ボラ科
ボラの生息域はかなり幅広い。外洋にも生息するが、内湾や汽水域にとくに多く、釣期は一年中で夏と秋が最盛期になる。
特徴:河口や内湾の海をのぞくとかなりの確率で水面近くを泳ぎ回る姿を見つけることができる。海底の沈殿物や石などについた藻を食べる雑食性。水質汚染に強く、都市の周りの海にも非常に多い。産卵期は10~1月で専門にねらうことは少ないが、サビキ釣りやウキ釣りなどで掛かる 。
食べ方:外洋で釣ったボラは非常に美味。刺身や鍋、塩焼きなどにする。卵巣は「カラスミ」の原料
大きさ:最大で80cmを超える
主な産地:三河湾全域
クサフグ (草河豚 ) フグ目フグ科
体の背側と腹側に小棘がある。体色は背部が灰色から濃緑色で、白色の斑点が見られ、腹部は一様に白色である。鰓孔後方に大きな暗色斑がある。
本種の産卵行動は有名で、初夏から夏の大潮の番に波打ち際で集団産卵および放精する。本種は内臓だけでなく筋肉や精巣にも毒がある。筋肉の毒は弱いとされ、食用となるが、調理はプロに任せ、自分では調理はしない。
「当たったら身の終わり(美濃・尾張)になる」というだじゃれから、コモンフグやナシフグ、ヒガンフグなどと共にナゴヤフグ(名古屋フグ)とも呼ばれる。
大きさ:全長約20㎝
主な産地:南知多町、西尾市、蒲郡市、田原市など
メッキアジ (ギンガメアジ等の幼魚) スズキ目アジ科
ギンガメアジの子、メッキ。ギンガメアジだけでなく、他のヒラアジやシマアジの子もまとめてメッキと呼ばれています。
メッキは金属のメッキからきており、そう考えると割と新しい呼称のようです。ギンガメアジは汽水域にも入ってきます。 成長すると、1メートルを余裕で超えていきますが、10センチから25センチ程度のサイズをターゲットに釣っていくのが、メッキアジ釣りです。
メッキアジが釣れる時期は、暑い夏から秋にかけてです。河口域や防波堤エリアに接岸してくるので、そのタイミングを見計らって釣りに出かけましょう。おすすめの時間帯は、朝マズメや夕マズメでしょうか?
鮮度がよくて15㎝ぐらいなら干物のしても良いと思います。25㎝を超えてれば刺身・塩焼き・煮付けでも脂がのって美味しく頂けます。
大きさ:全長約100㎝(釣り頃サイズ10~25㎝ぐらい)
主な産地:南知多町、蒲郡市、西尾市、常滑市など
クロソイ (黒曽以) カサゴ目フサカサゴ科メバル属
体の表面には黒いまだらの模様が付いているのが大きな特徴で、背びれはとても鋭利にとがっており、謝って手を指してしまうと、激痛が走る魚としても知られています。
ソイの仲間は色彩や模様の変異が大きく同定が難しいものもいますが、本種は涙骨に顕著な3つの棘があることにより他のソイ類と容易に同定できます。サイズ体長30cm~40cmぐらいに成長します。
幼魚は岸近くの岩礁域や藻場などに潜むが成長すると深みへ移ります。
卵胎生で仔魚を産む。根魚釣りの対象魚として有名であり、食用魚としては釣りや定置網、刺し網などで漁獲され、煮つけなどで美味しくいただけます。しかし身自体の味は薄いため刺身などはやや不向き。最近は養殖あるいは種苗放流もされています。
マサバ (真鯖) スズキ目サバ亜目サバ科サバ属
日本近海の暖流の影響を受ける海域の沿岸から沖にかけての~中層を群で回遊する 。
特徴:ゴマサバに似るが、やや平たい身体をしている。青緑色の背中に黒い波のような模様が入っているのが特徴。肉食性で、動物プランクトンや小魚を好む。春は北へ、秋になると南へ回遊することが多い。下する群れが多い。2~8月にかけて産卵し多くの卵を産むが、イワシと同様大型の肉食魚のエサとなってしまう。群れが接岸している時は、防波堤などからサビキ釣りで数が釣れる。沖釣りではカゴ釣りのほか、小型のルアーでも狙える 。
食べ方:脂の乗る冬が旬。新鮮なものは刺身でも食べられるが、アニサキスに注意。酢で締めるのが無難だ。塩焼き、味噌煮、フライなども定番。
大きさ:最大で約50cm
主な産地:南知多町、田原市、西尾市、蒲郡市、碧南市など
マダイ (真鯛 ) スズキ目スズキ亜目タイ科
全国の沿岸で浅場から深場まで幅広く分布。成魚は水深30~200mの大陸棚や外洋に生息するケースが多い 。
特徴:岩礁や砂礫底の海底付近を好む。甲殻類や小魚、貝や頭足類などさまざまなエサを好む。大きな群れは作らないことが多い。30m以深の深場にいる個体が多いが、産卵期(2~8月)には浅場に上がってくる傾向がある。稚魚は浅場の藻の周りや岩場で生活し、2~3年で成長するにつれ深場へ向かう。寿命は長く40年に及ぶことも。体色は淡いピンクで側面には瑠璃色の小さな斑点がある。若いうちはぼんやりとした横縞が見られるものの、成長するにつれなくなっていく。尾ビレの縁が黒いのが特徴。チダイやキダイと見分けるポイントのひとつがココだ!船からねらうことが多い。エビをエサにしたり、寄せエサを活用した釣りでねらうことが多い。タイラバと呼ばれるルアーの一種でねらう釣りも人気。岸からも投げ釣りやウキ釣りで掛かることがある 。
食べ方:刺身や塩焼き、皮霜造、ムニエル、フライ、鯛茶漬け、鯛めしなど。
大きさ:最大で体長1mを超えるが、60cmまでの個体が多い
主な産地:三河湾全域
ホウボウ (竹麦魚・魴鮄 ) カサゴ目ホウボウ科
ホウボウは暖海性の底生魚で、西太平洋から黄海、東シナ海、南シナ海まで分布し、水深100-200mを中心に水深600mほどの深い砂泥底で下向きに着いた大きな口で甲殻類や小魚などの底生動物を捕食し生息しています。
仔魚期は、成魚からは想像できない真っ黒な体をしている。成長するに従ってより深いところへ移動して前述の水深に棲息するが、水深600mを超す深海でも確認されている。体長は1年で14㎝、2年で20㎝、3年で24㎝、4年で28㎝に成長し、成熟を迎える。
オスは浮き袋を収縮させてグーグーと鳴くことがあり、これがホウボウの名の由来ともいわれている。この音はメスを誘うためのものと考えられている。
脂が乗って美味なのは、秋〜初春にかけて。白身は歯応えがあって非常に美味。刺身や寿司をはじめ、塩焼きや腕だね、鍋物と、さまざまな料理に合います。
大きさ:全長約40㎝
主な産地:南知多町、西尾市、蒲郡市など
アイゴ (藍子・阿乙呉 ) スズキ目ニザダイ亜目アイゴ科
釣期一年中で真夏が最盛期で生息場所沿岸部の岩礁帯。
特徴:毒のある魚としては珍しく釣りの対象魚。背ビレ、尻ビレ、腹ビレのトゲに毒があり、刺されると数時間、長ければ数週間も激しく痛むことがあるため不用意に触らないようにしよう。ハリを外すときなどはトングのようなもので掴むこと。茶褐色に白い斑点が入った体色が特徴。磯や堤防からのウキフカセ釣り。オキアミをエサにしたクロダイやメジナねらいのゲストで釣れることが多いが、専門にねらう場合は海藻を使うこともある 。
食べ方:刺身や塩焼き、煮付け
大きさ:最大で約40cm
主な産地:田原市、南知多町、豊橋市などの沿岸
カマス (魳・梭子魚・梭魚・魣) スズキ目サバ亜目カマス科カマス属
生息場所は港などの堤防の周辺に多い。
特徴:ヤマトカマスとアカカマスがおもな種類。琉球列島などに棲むオニカマス(バラクーダ)は2mにもなる。いずれの種類も攻撃的な性格で小魚などを積極的に襲う。産卵期は4~7月。釣り方としては攻撃的な性格のためルアーでねらいやすい。小魚の形をしたミノーやテールピンジグなどがメイン。
食べ方:やや水っぽいので干物にすると美味。小型は素揚げ。新鮮なものは刺身でもおいしく食べられる。
大きさ:最大で50cmほど
主な産地:田原市、南知多町、豊橋市などの沿岸
キダイは一般的にはレンコダイ(連子鯛)と呼ばれる事の方が多く、鯛という名の通りマダイと同じタイ科に属するキダイ属の魚。見た目はマダイと大きな違いはなく、美しい姿をしているが、マダイほど大きくはならず、味も劣るので、意外に安価で出回っている。
体は側扁した楕円形で、体色は黄みの強い赤色で、体側背法に3つの黄色斑がある。マダイと異なり、体側に散在する青い斑点がない。マダイやチダイのような臼歯はなく、歯はすべて先端の尖った円錐形。
結婚式の披露宴で提供される”鯛の塩焼き”に使われることも多い。チダイと共に「コダイ(小鯛)」と呼ばれたりもする。
大きさ:全長約30㎝
主な産地:田原市、南知多町、豊橋市などの沿岸
ミノカサゴ (蓑笠子) スズキ目フサカサゴ科
特徴:深く切れ込み美しく伸びた胸ビレと背ビレが特徴。体には赤褐色の多数の横縞をもつ。泳ぎは優雅だが、捕食時は目にもとまらぬ速さで獲物を丸呑みにする。泳がせ釣りではアジを丸呑みして釣れることもある。ヒレの各トゲに強い毒があるが美味い。専門に狙うことはほとんどない。肉食のため、魚や魚の切り身、オキアミなどをエサとしたあらゆる釣りの外道として釣れる 。
食べ方:刺身、煮つけ、唐揚げなどで美味。
大きさ:全長30㎝前後
主な産地:田原市、南知多町、豊橋市などの沿岸
アサリ (浅蜊・蛤仔・鯏 ) 異歯亜綱マルスダレガイ上科マルスダレガイ科
アサリは、みそ汁、スパゲティーの具や炊き込みご飯の他、てんぷら、お寿司、酒蒸しなど様々な料理で美味しくいただけます。
砂抜きをするときは、塩水に入れて暗くします。
県内の漁業者団体(愛知県漁業協同組合連合会)は、平成27年2月に、県産アサリをPRするための「あいちアサリ」のマークを商標登録し、大漁旗、法被及びのぼり等をつくり、県産アサリの知名度向上に取組んでいます。県は、漁業者団体と連携し県産アサリのブランド力の向上に取組んでいます。
大きさ:全長約4㎝
主な産地:田原市、西尾市、常滑市、南知多町、蒲郡市、美浜町など
ヤガラ (矢柄) トゲウオ目ヤガラ科
ヤガラ科の仲間は細長い体型をもち、吻(口先)は細長く筒状に発達する。最大で全長1.8mにまで達するが、通常は1m未満であることが多い。
サンゴ礁や岩礁などの比較的浅い海で生活し、小魚や甲殻類を主に捕食する。細長い筒状の口を使って、岩やサンゴの間に潜む獲物を吸い込むことに適応している。
アカヤガラは味の良い魚で入荷量が少ない、白身の高級魚として扱われる。椀物、鮨種、刺身で食べられる。
大きさ:全長約100㎝
主な産地:南知多町市、田原市など
ワカサギ( 公魚、鰙、若鷺 ) サケ目キュウリウオ亜目キュウリウオ科ワカサギ属
積極的な放流により自然繁殖したものが多く、湖沼やダム湖、河川の下流域。汽水域や内湾にも生息する 。
特徴:透明がかった銀色に輝く細長い身体でチカに似る。山上湖の氷上釣りのイメージから、水質の良い湖に生息するイメージが強いが、それらの多くは放流(のちに自然繁殖)された個体で、本来は海や汽水域、平地の湖沼に多く生息する。産卵は早春に群れで浅場や河川を遡上し行い、産卵後はそのほとんどが死ぬ年魚としても知られる。水温が低くなると底付近に群れをつくるので、これをサビキに似た仕掛けで狙う。時期やフィールドによってはカラバリでも釣れるが、基本はアカムシやサシを使う。凍結した湖での「穴釣り」が有名 である。
食べ方:から揚げや天ぷら、フライなどの揚げ物がおすすめ。素焼きや佃煮なども美味。
大きさ:成魚で10~15cm前後
主な産地:入鹿池 、三河湖、 矢作川 など
※こちらの画像は釣りジャーナルより転用してます。
ゴンズイ (権瑞 ) ナマズ目ゴンズイ科ゴンズイ属
太平洋岸に多く見られ、砂泥底などを群れで泳ぐ 。
特徴:黒い身体に黄色いラインが特徴で、ナマズのような見た目をしている。他魚種の外道としてよく釣れる、毒を持った魚だ。毒は胸ビレと背ビレのトゲにあるので注意。死んだあとも毒性は消えず、刺されると激痛が走る。「ゴンズイ玉」と呼ばれるボール状の群れで行動し、肉食の夜行性。産卵期は梅雨時期で、海底に円形の産卵床を作る 。堤防や砂浜からの投げ釣りなどで釣れる。専門にねらう人はほとんどいない 。
食べ方:毒のトゲにさえ注意すれば、美味しく食べることができる。房総地域では味噌汁の具にされる。蒲焼や柳川も美味。
大きさ:本州では10~20cm前後
主な産地:三河湾全域太平洋側
※こちらの画像は釣りジャーナルより転用してます。
ハオコゼ (葉鰧、葉虎魚) スズキ目カサゴ亜目ハオコゼ科ハオコゼ属
浅い沿岸の藻場や岩礁帯、潮たまりなどにも住む。
特徴:赤または茶褐色の体色に、発達した背びれのトゲが特徴。ここに毒を持っているので刺されないよう注意。産卵期は夏。夜行性かつ肉食で、小型の甲殻類を好んで食べる。昼間は物陰に隠れていることが多い 。ねらって釣ることはほとんどない。磯や堤防のウキ釣りやちょい投げの外道としてよく釣れる。
食べ方:食用にされることはほとんどない。
大きさ:最大で10cmほど
主な産地:三河湾全域
ヒイカ ツツイカ目ヤリイカ科ジンドウイカ属
水深50m以浅の砂泥底の中低層、夜は表層に生息。
特徴:成体でも12㎝前後までしか成長せず、多種と比べて小型のイカ。胴と腕が太いのが特徴。小魚やプランクトンをエサにする。産卵期は春から夏にかけてで、寿命は1年ほど。大規模な回遊は行なわず、一生を穏やかな湾内で終える。岸壁から1.5~2.5号のエギを用いたエギングで釣れる。夜に釣るのが一般的。
食べ方:刺身が絶品。煮つけやぽんぽん焼き、オイル焼きにしたり、パスタに入れてもおいしい。
大きさ: 最大で胴長12㎝前後
主な産地:半田市・知多市・田原市など三河湾全域
※こちらの画像は釣りジャーナルより転用してます。
アカエイ トビエイ目アカエイ科アカエイ属
水深700mまでの砂泥底 に生息。
特徴:ムチのような尾に毒針があり、差されると非常に危ない。砂に潜っていることが多く、海に入って釣りをする釣り人が刺される事故が頻発している。眼の後ろにある噴水孔の後縁付近が黄色く、体盤腹面の縁辺も黄色いことがほかのエイと見分けるポイント。海底の貝類や甲殻類、小魚が主食で、専門にねらうことはないが、投げ釣りやルアー釣りでよく掛かる 。
食べ方:煮付け・煮こごり。ヒレは乾物等の加工品になる 。
大きさ:尾びれをのぞいた長さでも最大90cmに達する
主な産地:三河湾全域
※こちらの画像は釣りジャーナルより転用してます。
カワハギ フグ目カワハギ科カワハギ属
水深200以浅の砂地や岩礁帯 に生息。
特徴:ザラザラとした皮に覆われており、調理の際はこれが簡単に剝ぐことができるためカワハギと呼ばれる。オチョボ口には頑丈な歯が付いていて、貝などの硬いエサも砕くことができる。ヒレを器用に動かして水中で静止しながら捕食できるため、釣り人が気づかないうちにエサをとられてしまうことがよくある。そのため、エサ取り名人と呼ばれる 。岸からは投げ釣りで、ドウヅキ仕掛けのブッコミ釣りでねらう。沖釣りでは3本バリ前後のドウヅキ仕掛けでねらう。エサはアサリが定番 。
食べ方:肝が大きくなる冬場が旬。刺身や肝和え、ちり鍋が美味しい。夏は肝が小さいものの、肉質は冬に優るとされる 。
大きさ:最大で30㎝ほど
主な産地:三河湾全域
※こちらの画像は釣りジャーナルより転用してます。
キビレ スズキ目スズキ亜目タイ科クロダイ属
内湾や汽水域に棲む 。
特徴:クロダイに非常に似ているが、体色がやや明るく、腹ビレ・臀ビレ・尾ビレの一部が黄色いのが特徴。厳密には鱗の数などで区別できる。生態もやはりクロダイに近く、産卵期は秋。稚魚は全てメスで、15cmを超えると雌雄同体期となり、さらに成長するとメスになる。エビやカニなどの甲殻類や貝類を好んで捕食する。もともとは西日本に多かったが、1990年以降は関東でも釣れるようになった。1990年代以釣れるようになった。基本的にはクロダイと同じ狙い方で釣れる。ヘチ釣りやダンゴ釣り、ウキ釣り、投げ釣りなどさまざまな狙い方が可能。クロダイに比べてルアーへ好反応を示すので、近年は「チニング」と呼ばれるルアーを用いた釣法も人気。甲殻類を模したワームはもちろん、ポッパーやペンシルベイトなどのいトップウォーター系のハードルアーでも釣れる 。
食べ方:透明感のある白身で、旬は春から夏。刺身、煮つけ、塩焼き、汁物、鍋、ムニエルなどクロダイと同様の調理法がおすすめ !
大きさ: 最大で50cm
主な産地:三河湾全域
※こちらの画像は釣りジャーナルより転用してます。